【就活】面接での「ストレスへの対処法」の回答方法 

ストレスの対処方法について教えてください。

就職活動における面接でよく聞かれる質問の中の一つだと思います。これに対してきちんと答えられていますか?

以前レジリエンスの記事でも困難や逆境への立ち向かい方やストレスの対処について説明しました。では、”ストレス”とはそもそも何なのでしょうか?

今回怒りを起因とするストレスのコントロール方法について着目したいと思います。

怒りとの付き合い方

普段の生活で怒りを感じるのは自然だと思います。人と人との関わりを取ろうとすればするほど、怒りを感じる場面が増えてきてしまうのも仕方のないことなのではないでしょうか。面接では、部長やサークルの代表、バイトリーダーなどの経験をアピールすることも多いと思います。その際に「ストレスを感じることは少ない」と答えるのは正しいのでしょうか。怒りと上手に付き合うということは怒らないということではありません

 ストレスを感じることが少ないと答えてしまうのは、自分の感情をすでにコントロールできているか、怒りを起因とするストレスを避けているかの二択になると思います。

うまく怒りと付き合えば、人間関係はよりよくなるものです。私自身はスポーツ系サークルの代表を務めていましたが、練習方法について議論というよりも口喧嘩に近いことをしたことがあります。お互いの思いが強いからこそ、若干怒りを感じながらも感情論に走ることなく議論をした結果、うまくまとまり人間関係を損なうことなく、団体をよりよくできました。

さて、怒りをコントロールする手法を小手先で学んでも、なかなか実践しにくいものです。怒りとは何かを理解して、以下で紹介するコントロール手法の中で自分に合ったものを実践してみることで面接でも論理的に回答できるようになります。

怒りとは何か?

怒り、イライラする。これは二次感情です。つまり、本来は伝えたい別の感情があります。”周りがうるさくてイライラする” これは本来は、静かにしてほしい・集中したいのに空気を読んでくれなくて悲しいなど、別の感情を起因として結果として怒りを感じてしまっています。

怒りは二次感情であり、一時感情に刺激が入ることで怒りに変遷するということをまずは頭に入れておいてください。

怒りの特徴的な性質は3つあります。

i) 力の強いところから弱いところへ向かう。
 自分が先輩から怒られたイライラのせいで、普段はやらないのに後輩に強くあたってしまった。そんな経験はないですか?これは怒りの悪い性質です。弱いところから強いところには向かいづらく、負の連鎖が起きやすいという性質があります。

ii) 怒りは伝染する。
 怒りは強いエネルギーを持っています。それゆえ、伝染しやすいものです。周囲で赤の他人が喧嘩している姿を見て、なんとなくイライラしてしまう。これも怒りの性質です。

iii) 行動につながる。
 雨降って地固まる。さらには花が咲く場合もあれば、地面が固まらず穴が開いてしまうこともありますね。怒りは対処方法によってよりよくなる場合と悪化が続く場合があります。どちらの場合も行動につながっているので、できればよい方向に向かうための行動につなげたいものです。

ここまでで怒りの性質については理解できたと思います。ではこれを踏まえてコントロールの手法を考えていきたいと思います。

怒りのコントロール手法

ここでは怒りのコントロール方法についていくつか紹介したいと思います。その前に重要な指標を一つ示します。

怒りのピークは長くて6秒

激しい怒りを感じたとしても、怒りのピークは6秒であるといわれています。逆に言うと、怒りを感じた際に6秒時間を潰すことができれば、感情的/衝動的な行動をさせることができます。このことから、以下で示す方法はいかにして6秒潰すかということに着目した考え方です。自分に合いそうなものを実践してみてください。

数字に着目した手法

 ● スケールテクニック:自分の今の怒りの度合を10段階などで評価して、今の自分を受け止める。
 ● カウントバック:数字を数える(頭の中で100から7ずつ引き算していくなど)

その他

 ● コーピングマントラ:特定の言葉を頭に思い浮かべる。
 ● ストップシンキング:一切何も考えない。
 ● タイムアウト:いったんその場から離れる。
 ● グラウンディング:目の前のものに意識を集中させる。
 ● 呼吸リラクゼーション:腹式呼吸を行って呼吸を整える。

面接では何を注意して答えるのか

では実際に面接ではどのように答えていけばよいのでしょうか。

私自身はよく”タイムアウト”を実践しています。回答の仕方としては、

ストレスを感じた際はまず、自分がなぜストレスを感じてしまったのか、その一次感情を探すようにします。そのためには、まず頭で冷静に考えることが必要であることから一旦その場を離れて冷静になるようにしています。

などと答えると思います。これに何かしらの具体例や実践方法について、コメントすれば説得力が増しますね。

おそらく上のような回答をすると、追加質問で聞かれるのは

その場から離れられないときはどうするのか?

ということだと思います。私なら

離れられない場合は、いったん呼吸を整えて、怒りは6秒しか続かないということを頭で思い起こすことで冷静さを取り戻せます

というようにします。

私の経験として、研究関連の議論中に時間に比例してイライラを感じてしまう場合も多くありましたが、一旦頭を冷静にすることで、いい意味で議論が盛り上がり新しい発想が生まれたり、ただ黙って考えていただけでは解決しなかったことも解決に導けたことが多くありました。

怒りっぽい人でなくても怒りは感じるものです。せっかくエネルギーを消費するのですから、悪い方向に進めてしまってはもったいないですね。ぜひ自分なりのコントロール方法を身に着け、面接での質問時にもいろいろな経験談を自然に話せるようにしてみてください。

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